PDDブログ、はじめます。― 淡々略通院歴

淡々です、今日からブログ版をはじめます。
さて、、
6年、うつ病で通い続けた精神科。
努力しても一向に回復の兆しはみえず、限界気味でロールシャッハテスト、バウムテストをしてみました。
根源的な活力に乏しく、私自身が希望を持ち、イキイキと生活するにはあらゆるサポートを使っても長い時間がかかるでしょう。という診断結果。
そして私なりに調べまくって見つけたキーワードがADHD
主治医に話すとすぐにCAARSというテストを受けることになりましたADHDは82点というハイスコアでADHDに確定診断が下りました。
更に上位検査のWAIS-IIIを受けた後、私の主治医から伝えられた診断は

広汎性発達障害のうちの何か(特定不能の広汎性発達障害)+ADHD*1
という、とてもあいまいなものでした。
淡々は31歳でやっとこの障害について知り、少しだけ自分の生きる道が見えたような気がしました。

PDDやADHDは脳の器質的な発達障害で、先天性のものです。

私が31まで気づかなかったように、多くの人々も気づかないままに過ごしていることが多いと思います。
調べるほどに、もしかしたら友人である彼や彼女もそうなのでは? と思いました。
知らないだけで、きっと生きづらさを感じながら一生懸命、社会に同調して頑張っている人が多いと思います。
診断済みの人の数だけでいえば、200人に1人、未診断のものを含めると、クラスに一人いると言われるほどに珍しい障害ではないそうです。

私はいままでこのような障害について全く知りませんでした。 高校も一般の公立学校に通い、仕事をし、友人もそこそこいて…… まさか自閉症に限りなく近いなんて思いもしませんでしたし。

私は「障害」というレッテルを貼って自分に言い訳をつけることが重要なことではないと思います。
今まで周りと異なっているために生きていくだけでも大変だった自分の「器」ってもんをわきまえ、出来る限り早く生きる価値を見出し、質の高い時間を過ごすことができるか、というのが障害を見つける最大のメリットだと思います。

広汎性発達障害自体につける薬はないし、メジャーではないので得られる福祉も整っていない状態。対症療法を自ら模索していくしかないのです。

そういった場合、インターネットを利用して情報を検索したり、同じような悩みを持つ人々や家族の例がとても役に立ちます。

このサイトで書き綴る私の体験が、私自身や、似たような悩みを持つ人々の資料のひとつとなればと思います。

*1:CAARSではWAIS-IIIの結果ではADHDの単体で診断するには条件を完璧には満たさない。